【高齢出産】そるてぃらいふ

がんばれ私!の日常

4.反応

インフルエンザで休んでたこともあり、

なんやかんやであっという間に、

時がすぎた。

 

また検査薬を使ってみる。

くっきりすぐ出る 陽性反応。

 

こりゃ、ホントに妊娠したんだ、、

私。

でもなんだか、まだあんまり実感がないな。

 

婦人科は仕事場から近くの所に行くことにした。

結婚式前、生理ずらすのにピルをもらうのに

雰囲気よかったから。

婦人科って相性がリアルにあるような気がする。

 

しかし、妊娠ってなると、

すんごい こと細かに、問診票みたいなの書くのね。めちゃくちゃ ぶっちゃけなくちゃいけないのね。

自分のことならまだしも、

夫のことまで書くのは初めてのことだった。

年齢、既往歴。

 

そこは、三人くらい先生がいる中で、

順に呼ばれる感じだった。

 

私は優しそうな おじいちゃん先生にあたった。

 

カルテを見て、

41歳ということもみたのであろう。

でも、そこには、結婚した年齢も書いてあり、結婚も妊娠も同じ年齢とわかると、

診察早々、

 

「おー、そうだね、妊娠してるねー、

これだよ、胎嚢!

すごいね!すごいっ!

自然妊娠なんてすごいねー!

おめでとうー!」

 

とかなり、すごいを連発し、

興奮気味に、はしゃいでる

かわいい おじいちゃん先生。

 

こんなに、喜んでくれるんだ。

 

なんだか、私より 喜んでいる感じだった。

 

そぅ、ここは、

メインは不妊治療に力を入れている婦人科。

だからこそ、苦しんでいる人が沢山いる中で、

41歳での

『妊娠』それも、自然妊娠での 妊娠が

いかに 奇跡かを、体感しているんだろう。

 

診察を終え、家に帰り、

まじまじとエコー写真を見つめる。

 

ここから育っていくんだ。

…なんだか、不思議な感覚。

 

夫に報告しなくちゃ。

どんな風に喜んでくれるかなー??

 

 

いや、、…YouTubeを見すぎた。

 

正直、婦人科の先生より、反応が薄いとはね。

 

なんかさー、もっと、こう、なんか。

 

… うちの夫は優しくないわけではない。

だけど、良くも悪くも、感情の表現がちょっと乏しい。冷静といえば冷静なんだけど。

言葉は、伝えてくれるのだけど

 

結婚式の時も、私から向こうへ、

3つほどサプライズを仕込んだが、

反応が薄すぎて全くとりどころがなかったらしく、映像は全てカットされ、私のサプライズは、ほぼゲストには伝わらなかった。

 

一方、向こうからのサプライズに、感情表現豊かな私は、ビックリした顔や、喜んでいる顔が、しっかり映像におさめられ、エンディングムービーでも流され、色んな方から、良かったわねー、こんなことしてもらって幸せでいいねー。と言われるたびなんとなく、モヤっとする。

…私も色々してたのに。と。

いーけどさー。

 

 

まぁ、そんな感じなわけだから、

案の定、YouTubeで見ているような、

 

「感動で泣き出す。」とか 感極まって

「おめでとうーーーー!」といいながら、

ぎゅーっと抱きしめられる、

ハイタッチする

 

みたいな ドラマのような光景は、

いっさいなかった。

 

おじいちゃん先生の方が興奮してたわ。

うん。

 

こんな時位、わぁ、きゃあ 

と感動をわかちあいたいと感じた 

正式妊娠判明の夜。