【高齢出産】そるてぃらいふ

がんばれ私!の日常

7.入院か安静か

その日は水曜だったため、木、金とお休みをいただくことにした。

はたからみたらまだ妊婦だなんて全くわからないのに、もう、こんなにつわりがあるなんて。

どうにかこうにか、帰ってはきたものの、

何も食べてないお腹に急な点滴は、お腹がビックリしたのか、今度はお腹を下す。

吐き気、腹痛で涙が出てくる。

トイレからしばらく動けない。

私の様子を心配して夫は早めに帰ってきてくれた。

金曜テレワークにして、半休とるから、一緒に母子手帳もらいに行こうと提案してもらった。

私も、こんなにつらいけど、今のままでは、

何も「妊婦」という 証拠がなくて、誰にもわかってもらえない気がした。

半ばヤケクソのようだった。

母子手帳マタニティマーク、、お願い。

これがお守りのようになる気がして。

予約等の手続きは全部夫がやってくれた。

夫が私の様子を説明してくれていたのもあるけど、保健師の先生はホントに優しくて、いくつかの質問をされながらも、実に端的に短縮バージョンですすめてくれた。

無事受け取れた。良かった。

これで少しは、「妊婦」って認められる。

週末休んでも、全くもって、良くなることはなかった。点滴開けたら回復した、食欲出てきたなんて他の投稿では見るのに、、

結局月曜も会社をお休みした。

いよいよ火曜は、円錐切除を受けた病院での診察だ。

色々リスキーなわたしは産むならココと決めていた。

ヘロヘロになりながら、たどりつく。

食べなさすぎて、あっという間に1週間で2キロ落ちていた。

‥ケトン体3プラス‥

 

辛いわねぇ。

この言葉が響く。

そう、「大丈夫?」なんて、いらない。

大丈夫じゃないんだから!!

どうみたって、苦しいんだから!!

 

辛いわねぇ。という共感の言葉がホントに響いた。

 

まず、このあと点滴!

時間は平気?? 3時間くらいかかるけど。

---大丈夫です。お願いします。

 

入院か自宅安静(最低2週間)どうする??

---即答。

自宅安静でお願いします。

 

そっか、私入院レベルだったんだ。

なんで入院しないかって理由はただ一つだった。

入院したら、孤独になるから。

大きな病院の為、いまだ面会制限が厳しく、

時間もほんの30分も会えない。

そんな状態は無理だった。

 

それなら、お家にいたかった。

単なるつわりではなく、

それが重度と判断された

「重症妊娠悪阻」

それが私の 症状だった。